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読書について「フランス王室1000年史」

「ドイツ王室1000年史」(ビジュアル選書)を最近読み終えました。

著者等は不明ですが,新人物往来社編により,カペー・ヴァロワ・ブルボン・ボナパルト各朝等の興亡について,それぞれの君主を中心に説明する作品です。

本シリーズの悪癖ですが,地図がほぼ無いため理解しづらい点が多く,残念でした。

しかし,各王朝の関連性も有る程度分かり,また,知識の整理も出来,大変面白く読みました。

読書について「ブラック サンデー」

「ブラック サンデー」(トマス・ハリス著,新潮文庫)を最近読み終えました。

1975年に発表された,レクター博士シリーズで有名な著者の処女作で,当時の中東情勢等を背景にした,アクション・スリラーの傑作です。

映画化されただけあって(ちなみに,映画も傑作だと思いますが),著者のレクター博士シリーズ以上に,展開力のある内容で,各人物の造形も適確で,大学生の時初めて読んだ際と同様に,大変面白く読みました。

読書について「果断」

「果断」(今野敏著,新潮文庫)を最近読み終えました。

東大法学部卒のキャリア警察官僚を主人公した,「隠蔽捜査」シリーズの第2作で,山本周五郎賞・日本推理作家協会賞受賞作です。

主人公の人物造形のユニークさは維持され,狂言回し役の警察官僚らの描き方もツボにはまっており,スムーズにどんどん読めました。

内容的にも,第1作でほとんど無視されていた実際の事件が,本作では,結構丁寧に書かれており,現実の警察実務とは異なるとは思ったものの,最後まで大変面白く読みました。

読書について「中国の歴史09 海と帝国」

「中国の歴史09 海と帝国」(上田信著,講談社)を最近読み終えました。

研究者が記すシリーズ物の第9巻で,本巻は,「明清時代」(副題)について書かれています。

世界システム論的な視点が,効果的に生かされているとは,あまり感じませんでした。

しかし,グローバル王朝の後を受ける,つまりポストモンゴル政権としての明・清について,性格と,当面する現実にどう対応していたっかが良く分かり,大変面白く読みました。

【11月@名古屋市昭和区・天白区】交通事故・相続問題及びB型・C型肝炎等の無料法律相談会

交通事故・相続問題及びB型・C型肝炎等の無料法律相談会を開催します。

 

2018年11月@名古屋市昭和区・天白区相談会.pdf

 

<開催場所>
11月18日(日)
昭和生涯学習センター
https://goo.gl/maps/xvyt82HxuHn

 

11月25日(日)
天白生涯学習センター
https://goo.gl/maps/wMvbsgPgMRT2

 

愛知県内の弁護士があなたのお住まいや勤務先の近くでご相談をお受けします。

 

相談は無料!!

 

ひとりで悩まず、お気軽にご相談ください。

 

相談会以外でも事務所において随時、交通事故・相続問題・借金問題・過払問題等について相談をたまわっております。

 

お気軽にご相談下さい。

読書について「死の接吻」

「死の接吻」(アイラ・レヴィン著,ハヤカワ・ミステリ文庫)を先日読み終えました。

1953年に発表され,2度も映画化もされた,著名な作品で,1990年に英国推理作家協会が出した「史上最高の推理小説100冊」では44位に選ばれたミステリ―史上の名作だと思います。

なお,著者の出身地でかつ最初の発表地であるアメリカにおいては,1995年にアメリカ探偵作家クラブが出した「史上最高のミステリー小説100冊」で圏外になっていますが,その当たりは,内容的に,アメリカ文学上の傑作とされる「アメリカの悲劇」と重なるからだと推察します。

しかし,たとえ過去の名作の翻案だとしても,本作の持ち味は,著者が小説家よりも戯曲家として活躍したとおり,主人公の言動に表わされるドラマにあり,最初に読んだ高校生時代と同様に今回も,最後まで大変面白く読みました。

読書について「大獄」

「大獄」(葉室麟著,文藝春秋)を先日読み終えました。

西郷隆盛の志士としての活躍,具体的には,安政の大獄による,奄美大島潜居から脱する文久2(1861)年までを,描く時代小説です。

大河ドラマ便乗企画物だと思いますが,時代小説作家として今後の一層の活躍が期待されながら急逝した作者の作品だけあって,ドラマとして成熟感があり,また,島津斉彬や,敵方である井伊直弼の描き方も素晴らしく,大変面白く読みました。

さらに,本作の造形している西郷隆盛なら,明治維新後は活躍できないだろうと予想でき,感心しました。

読書について「子供たちの戦争」

「子供たちの戦争」(群馬県立土屋文明記念文学館)を最近読み終えました。

昭和7年生まれの,「ある少年が愛読した新聞・雑誌」(副題)をまとめて展示する企画展のパンフレットです。

昭和15年から昭和21年までに発行された,「幼年倶楽部」・「少年倶楽部」等の雑誌約80点と,「少国民新聞」が紹介されていますが,世相を反映する内容で,移り変わる世間の動向が与える影響が良く分かり,大変勉強になりました。

読書について「もの言えぬ証人」

「もの言えぬ証人」(アガサ・クリスティー著,クリスティー文庫)を先日読み終えました。

1937年に発表された,著者にとって21作目の長編で,いわゆるポアロシリーズとしては,14作目の長編です。

内容的には,ホームズ物等先行している小説も同じですが,主人公以外に語り手(ポアロシリーズではお馴染みヘイスティングズ)が登場するスタイルが,クルスティーの作品の中では頂点に達した作品だと思え,大変面白く読みました。

また,本作がクリスティーの愛犬に捧げられているとおり,題名の「もの言えぬ証人」である,テリアのボブが大きな役割を果たすことも巧みで,楽しく読めました。

読書について「時代小説 ザ・ベスト2017」

「時代小説 ザ・ベスト2017」(日本文藝家協会編,集英社文庫)を先日読み終えました。

裏表紙コピーによると,「2016年度発行の文芸誌に掲載された作品群から精選した12編」が収められたアンソロジーです。

「時代小説 ザ・ベスト2016」版とは,作家が重なっていない等配慮はされていますが,やはり,前年版と同じく,内容的には,さらに推敲が重ねて必要と思われる作品が多く楽しめませんでした。

しかし,最近の傾向?が何となく分かったつもりになったりして面白かったですし,また,地方物の折口真喜子作「歳神」,戦国物の武内涼作「越後の女傑」や,市井物の西山ガラシャ作「鯰のひげ」は,長篇の一部として読めたらいいなぁと思いました。