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相続手続き・添付書類について㉜

第32回目は,「数次相続の場合に所有権移転登記をするとき」をご説明します。中間の相続人が単独でない場合は,中間の相続登記を省略できず,第一次の相続登記申請後に第二次の相続登記申請をします。

【申請書類】

相続を原因とする不動産所有権移転登記申請書

【申請人】

相続により不動産を取得した者,またはその代理人

【申請先】

登記する不動産の所在地を管轄する登記所

【申請時期】

特になし

【申請費用】

所有権移転登録免許税

相続の場合:不動産の価額(固定資産評価額)の1000分の4

遺贈の場合:不動産の価額(固定資産評価額)の1000分の20

①中間の相続が単独相続でない数次相続の場合

【添付書類】

・登記原因証明情報

・一次相続の被相続人の戸籍謄本

・二次相続の被相続人の戸籍謄本

・一次相続の被相続人の住民票除票または戸籍の除票

・二次相続の被相続人の住民票除票または戸籍の除票

・一次相続の相続人全員の戸籍謄本

・二次相続の相続人全員の戸籍謄本

・一次相続の相続人全員の住民票

・二次相続の相続人全員の住民票

・印鑑証明書

・固定資産評価証明書

・代理権限証書

・相続関係説明図

なお,相続の場合には通常「登記識別情報または登記済証」は不要です。

しかし,被相続人が住所変更をしていたが,その変更登記を行っていなかった場合に,住民票の除票等で同一本人であることが追跡確認できないときには,必要となる場合があります

(解説)

①中間の相続人が単独である場合

数次相続の場合で中間の相続人が単独である場合には,中間の相続登記を省略することができます。

②中間の相続人が単独でない場合

中間の相続人が単独でない場合は,中間の相続登記を省略することはできません。この場合は,第一次の相続登記申請後に第二次の相続登記申請をしなければなりません。