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読んでみました「暗殺者の悔恨(上・下)」

「暗殺者の悔恨(上・下)」(マーク・グリーニー著,ハヤカワ文庫)を最近読み終えました。

著者の代表的シリーズである,元CIAの暗殺者を主人公にした「グレイマン・シリーズ」の第9作目で,2020年に発表された,翻訳ベースでは最新作です。

巻末の解説?によると,近年流行っている方式らしいですが,主人公の内面を描くパートは一人称で,他は三人称スタイルで描いた作品です。

この新方式?は,主人公の主観がしっかり描けている点は+ですが,反面,本シリーズの特色だった,ノン・ストップ・アクション・タイプのスピード感が失われおり,失敗だったと思いました。

内容的にも,メインストーリー上矛盾が生じていると感じられ,また,名脇役2人中,恋人的ファンム・ファタ―ルは登場せず,他方,敵役的ファム・ファタ―ルはちょこっと登場するだけで,その分起伏が無く,出来が良い作品だとは思いませんでした。