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読んでみました「江戸群盗伝」

「江戸群盗伝」(半村良著,集英社文庫)を最近読み終えました。

1830~40年ころの天保年代の江戸を舞台に,様々な盗賊の生き様を描いた9編の短編で綴った,ピカレスクロマン風の連作小説です。

最近読んだ他のアンソロジーで,本作中の「其の二・じべたの甚六」が面白かったので読んでみましたが,各作とも大人の小説の味わいで,大変面白く読みました。

中でも,本作では完全に悪役なっている火付け盗賊改めに,主人公らがあっさり殺される,「其の六・犬走りの長吉」が,正当ハードボイルド調で,良く出来ていると思いました。