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読書について「闇の歯車」

「闇の歯車」(藤沢周平著,文春文庫)を最近読み終えました。

江戸時代の江戸を舞台に,小さな居酒屋の常連客達が行う押し込み強盗の顛末を描いた,ハードボイルドタッチの時代小説です。

映画化され話題になっていますが,本作は,著者の初期の作品で,アメリカのハードボイルド小説の影響が結構強く出ており,この傾向は,本作の後に3作が書かれた,「彫師伊之助」シリーズに引き継がれて成功したと思いました。

内容的には,個々のエピソードは面白いものの,全体としては,今一つ決まっていないと感じましたが,最後まで面白く読みました。