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読書について「戦乱と民衆」

「戦乱と民衆」(磯田道史,倉本一宏,フレデリック・クレインス,呉座勇一著,講談社現代新書)を最近読み終えました。

(京都に在る国際日本文化研究センターの)研究者が,表題について,2017年10月開催されたシンポジウムにおける,①著者とされている4人による発表,及び②この4人に,もう一人の研究者を司会者にしたディスカッションと,③同2017年12月に開催された,上記4人に,さらに他学の3人の研究者が加わったディスカッションの,3部からなる作品です。

最後の③のディスカッションは,脱線気味でしたが,全体的に,英雄や偉人ではなく,民衆の視点からの各論説・発言は,刺激的で,大変面白く読みました。

特に,磯田道史による,1864年8月に発生した禁門の変(蛤御門)の変と,1868年1月に発生した鳥羽伏見の戦いによる,京都・伏見等の住居等の被害の分析と,その影響としての東京遷都等の論説・発言は,非常に勉強になりました。