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読んでみました「世界推理短編傑作集 2」

「世界推理短編傑作集 2」(江戸川乱歩編,創元推理文庫)を最近読み終えました。

1950年代後半に編者により編まれ,1960年以降発刊された「世界短編傑作集」全5巻を,60年ぶりにリニューアルした新版の第2巻です。

具体的には,1905年発表のロバート・バー作「放心家組合」から,1921年発表のF・W・クロフツ作「急行列車内の謎」までの,9作が発表年毎に収められています。

30年以上前に,旧版で読んだはずですが,すっかり忘れており,また,本巻でも新訳の作品があり,大変楽しく読みました。

特に 面白かったのは,まず,選者が「いかにも軽妙な味で、スッキリしていて隙がなく、完璧という意味で最上だと思う」と絶賛する,1910年発表のG・K・チェスタトン作「奇妙な足音」で,私も今回で約10回目くらいでしたが,選者の言う通りだと思い読みました。

次に,1911年発表のモーリス・ルブラン作「赤い絹の肩かけ」は,いわゆる「怪盗リュパン」物ですが,いかにもフランス的?な展開で完成度も高く,素晴らしい短編だと思いました。