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読んでみました「いつかたこぶねになる日」

「いつかたこぶねになる日」(小津夜景著,素粒社)を最近読み終えました。

フランス在住の俳人が記した,30を超える漢詩をまつらえた随筆集です。

時に俳句を交えながら,ゆるい4つのテーマで区分された内容で,著者の素晴らしい漢詩の翻訳に感心しながら,最後まで大変楽しく読みました。

特に,漢詩は,おおよそ中国・日本産半分づつで,中国製?では,白居易はやっぱり凄いと感じ,晩唐の李商隠・南宋の陸游にも感心しました。

日本製?では,新井白石には現代でも通じるシャープさがあると思われ,また,菅原道真の讃岐の国司に左遷中の漢詩には身につまされる思いがし,さらに,取り柄の無い人間だと思っていた藤原忠通は漢詩はうまい(書もそうらしい)ことが分かり,勉強になりました。

「遺言執行者について㉝」

遺言者が,特定財産承継遺言の目的不動産を相続,売買その他で取得していたにもかかわらず,自己名義への登記手続未了のうちに特定財産承継遺言の目的とし,遺言の効力が発生した場合,遺言者の前主主義から直接受益相続人名義に移転登記を行うことができません。そこで,遺言執行者は,まず遺言者の前主名義から遺言者名義への移転登記手続を行った上で,受益相続人への移転登記手続きを行うこととなります。