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読書について(「軍需物資から見た戦国合戦」)

 「軍需物資から見た戦国合戦」(盛本昌広著,洋泉社新書)を昨日読み終えました。

 長く最重要物資であった木材資源について,丁寧に記述されており,勉強になりました。

 また,植林にていても記述されており,目配りの出来た構成になっていると思いました。

 しかし,①木材資源の活用方法としては,個々の戦闘はともかく,戦国時代といってもその間に推移していると思えるのに記述がない点,②木材以外にも軍需物資はあるはずなのに,記述されていない点等,本書の題名からすると,不十分な内容だと思いました。

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読書について(「勘定奉行荻原重秀の生涯」)

 「勘定奉行 荻原重秀の生涯」(村井淳志著,集英社新書)を昨日読み終えました。

 資料に丹念に当たり,一般的に否定的人物の業績を明らかにしており,大変面白かったです。

 また,文書も読みやすく,構成もしっかりしていると思いました。

 しかし,①経済学の認識がちょっと違うんじゃないかと思えた点,②勘定奉行である以上幕府のする大規模事業には全て関与せざる得ないのだから,どこまでが荻原重秀の業績といえるか疑問である点等は,違和感を感じ楽しめませんでした。

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読書について(「正義の裁き(上・下)」)

 「正義の裁き(上・下)」(フェイ・ケラーマン著,創元推理文庫)を昨日読み終えました。

 デッカー・リナ夫妻シリーズの一作です。

 さすがにプロットは巧みで,シリーズとして新たに続いていける結末となっており,感心しました。

 しかし,①リナがほとんど活躍しない点,②本作だけの主人公カップルの設定が整理されていない点,③犯人等のエピソードが唐突な感じがすること等,難点が多い作品だと思いました。

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読書について(「天璋院篤姫と和宮」)

 「天璋院篤姫と和宮」(鈴木由紀子著,幻冬舎新書)を最近読み終えました。

 江戸時代中盤以降の薩摩藩の藩主の承継については,分かり易く書かれており,複数の政変を理解できた思いを持てました。

 しかし,本書だけでなく他にも多いですが,朝のテレビドラマ的な浅はかな人間ドラマに終始している感じがして,大河ドラマの便乗本という枠組みを超えているとは思えませんでした。

読書について(「ロング・グッドバイ」)

 「ロング・グッドバイ」(レイモンド・チャンドラー著,村上春樹訳,早川書房)を昨日読み終えました。

 随分話題になった村上春樹訳をやっと読みましたが,非常によみやかったです。

 私は,高校生か大学生の時に,清水俊二訳の「長いお別れ」を読みましたが,細部は忘れており,比較は出来ません。

 ただ,読後感は,今回も共通で,テリー・レノックスの空虚さとリンダ・ローリングの魅力が印象に残りました。

読書について(「ジャガイモの世界史」)

 「ジャガイモの世界史」(伊藤章治著,中公新書)を昨日読み終えました。

 ジャガイモの世界紀行記といった内容で,面白く読める箇所も多く,ジャガイモへの興味・食欲をそそられ,私もジャガイモを買って食べました。

 しかし,著者の本来の研究分野である環境問題や北海道関係の記述がテーマと乖離して多い等,新書としては適切とは思えない点が多々あり,今年が「国際ジャガイモ年」であること等を勘案しても,残念でした。

読書について(「武田信玄と勝頼」)

 「武田信玄と勝頼」(鴨川達夫著,岩波新書)を昨日読み終えました。

 本書の半ば以上が文書の読み方等の丁寧な記載なので,かなり退屈しました。

 しかし,文書を読むことによって,武田信玄と勝頼の人格を分析し,その栄衰を語る後半はダイナミックで大変面白く読めました。

 ただポイントが小さかったりして,結構読み辛かったです。

読書について(「武田信玄の古戦場をゆく」)

 「武田信玄の古戦場をゆく」(安部龍太郎著,集英社新書)を昨日読み終えました。

 「なぜ武田軍団は北へ向かったのか?」を副題とする本書は,日本海を制し日本の物資の流通をおさえるために,苦闘しながらも北上した武田氏の記録です。

 確かに,私も旅行をしていて,善光寺平(長野市)と春日山城(上越市)との近さには驚いたことがあります。

 したがって,本書の上記視点には得心出来ました。

 類似したテーマの前著と同様に,読みやすい本で楽しんで読めました。

読書について(「戦国の山城をゆく」)

 「戦国の山城をゆく」(安部龍太郎著,集英社新書)を昨日読み終えました。

 戦国時代の12の山城についての紀行書です。

 私もお城は結構好きで旅行の際には訪問することにしていますが,本書で取り上げている中で実際に行ったことがあるのは,岐阜城・岩村城・安土城・小谷城・比叡山延暦寺・紀州根来寺のみです。

 越前一乗谷城は,館部分には行きましたが,山城部分には行けませんでした。

 さすがに小説家の本らしく大変読みやすく,また,物資の流通等の留意している点は面白かったです。